モルモン

とは?

What of the

Mormons?

帰還宣教師から

From Returned Missionaries

神殿プロジェクトー

ウエード・W・フィルモア

 

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日出づる国と供に、p.308

この記事は最初に聖徒の道1963年11月号に出版されました。

(今日追加した言葉は括弧に入ってあります) 

約二年前の話で、私が日本に来てから問もない頃でした。日本人が神権の祝福に預かることができたらどんなに素晴らしいかと度々思っていました。(当時柳井支部の林夫婦のことを特に心配していました。)そこで何とか計画を立てて日本の会員が神殿へ行くようにと考え、遂に私の計画を手紙にして大管長宛に出しました。 

二週間も経たないうちに返事が来ましたが(実はこの返事は第一顧問ヒュー・B・ブラウンからの手紙でした。)、私の計画つまりアメリカ人から援助してもらって日本人を神殿へ行かせることは、当分実現不可能であることが判りました。(日本人以外の教会員、例えば、アルゼンチンいる会員は神殿から遠くから離れていると手紙の中で書いてありました。) 

でも二年前の夢は無駄ではありませんでした。なぜなら今、私は日本人が神殿へ行くための資金づくりの仕事を伝道部会長に頼まれ、現在一生懸命に努めているからです。

ハワイ・ホノルルー東京の往復渡航券は約十七万円かかります。一番有意義に神殿を利用されるのは家族の方でありますから、最初に家族の会員が行けるようにと伝道部会長は思っております。二人で行くには約三十四万円もかかることになります。 

自らの犠牲を払わなければ祝福に対して、感謝を心から持てないと言われています。私たちは何ごとにしても自らの努力をしてから、初めてそのありがたさが判るのです。ですから「神殿プロジェクト」資金を利用される家族に、旅費の半分を自分でためることをすすめます。 

今の計画では毎年の夏にハワイの神殿へ行くことにしています。教会の役員すなわち支部会長会、地方部役員、伝道部役員を最初にそれからずっと続けて、会員一人残らず神殿の祝福に預かる機会がありますように、行っていきたいと計画しています。

これから会員一人残らず貯金し始めていただいて、すぐでなくても何れ結婚しますから神殿で永遠の結婚ができるように今から準備しようではありませんか。 

さて「神殿プロジェクト」資金をつくるにあたって、皆様にぜひ協力していただきたいことがあります。それは会員やお友だちの皆様から寄付していただくために「真珠のネクタイピン」それから「LPレコード」を差し上げることにしたのです。普通店で二千から二千五百円ぐらいの値段の「真珠のネクタイピン」を各千三百円の寄付に対して一個を差し上げます。その千三百円の中の百円は売った支部に残します。 

レコードは現在製作に取りかかる予定です「日本の聖徒は歌う」と言う題名を使って、「東京」DS合唱団」のコーラスをオーケストラ演奏と合わせたものです。片面は讃美歌五曲、裏面は日本民謡七曲を録音する予定です。千二百円寄付に対してレコード一枚を差し上げるつもりです。この千二百円の中の百五十円は売られた支部の資金として、残ります。

「神殿プロジェクト」の資金をつくりながら、支部の建築資金や支部予算をつくれるための素晴らしい機会ではないかと思います。アメリカの会員にも日本にいる軍人にも寄付していただくようになっておりますが、日本人の会員ができるだけの力を尽くして、自分の力でやっていこうではありませんか。 

少なくとも正月までに日本だけでネクタイピン三千個、レコード千枚を日本人に差し上げて、それだけの寄付を集められるに違いないと信じております。 

各支部の活動を長老定員会のグループリーダーが責任者になりますが、各会員にお願いして助けていただきたいと思います。 

各会員にお友だちや家族や会社学校の人に話して彼らが協力し、「神殿プロジェクト」資金に寄付して下さるよう勧めていただきたいと思います。協力して下さる方を長老定員会のグループリーダーに紹介して、グループリーダーからレコードやネクタイピンを求めるようにしていただきたいと思います。 

どうか支部会長各位がこの素晴らしい機会を利用して、神殿へ行くための資金をつくると同時に、支部予算や建築資金をつくるよう一生懸命に会員に勧めて、彼らも一生懸命になってこの素晴らしい神の一つの御業に努力して下さいますように、心よりご協力をお願い致します。 

日本における教会の発展のため、私たち会員個人の進歩のために手を取り合って、この素晴らしい計画を成功させようではありませんか。