モルモン

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What of the

Mormons?

日本の教会員

日本地域総大会1975

 

 

 

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私が目にした最大の奇跡」日本東京ステーキ部部長 菊地良彦、聖徒の道1975年08月号-487

私は謙遜な気持でイエス・キリストの福音が真実であることを証いたします。地域総大会が発表されましたとき、私の心に次の聖句が思い出されました。「唯一人の人たりともわれに導かば……汝らの悦び如何ばかりぞや。」(教義と聖約1815) またもうひとつの聖句は、「この故に汝ら教会員は、彼が上より受くるままに汝らに与うる誠命と彼の言葉とを皆心にとめてよく聞き、わが前に全く聖き道を履むべきなり。そは彼の言は、汝ら全き忍耐と信仰とを以て、あたかもわが口より聞くがごとくにこれを受入るべきなればなり。」(教義と聖約2145) 

私はこの聖句を思い出し、主よりいただく沢山の霊の恵みに感謝しながら、次のように思い浮かべました。「汝ら聖徒よ、来たれ来たれ、主の予言者に耳を傾けよ。そはキンボール大管長なれば、あたかもわが口より聞くがごとくにこれを受けよ。」と主は言われると。 

そこで私たちは今日ここに、愛する者たち、友人、恩師、親戚、仕事の同僚、隣人、今まで教会に来ていらっしゃらなかった方々、兄弟姉妹に参加していただくよう準備を始めました。4月の総大会でキンボール大管長は次のように言われました。ある著名な方がソルトレーク・シティーを訪問されまして、そのときに次のようにキンボール大管長に尋ねました。「なぜモルモンは幸せな民なのですか。」大管長は答えて、「私共はすべてを持っております。イエス・キリストの福音、すなわちそれは光であり、神権であり、権能であり、契約、そして聖約、神殿、そして楽しい家庭です。私たちは真理を持っているのです。」 

本日私はここに、今日に見る最大の奇跡の数々を皆さんにお伝えしたいと思います。私たちのステーキ部にあって、兄弟姉妹が本当の改宗をし、隣人、兄弟姉妹に対して心から関心を寄せたという奇跡です。兄弟姉妹、監督、ホームティーチャー、家庭訪問教師、高等評議員、副ステーキ部長、その他多くの兄弟姉妹による魂の癒しの奇跡です。ある若い姉妹は、断食と祈りによって御家族全員を今日この大会にお連れ下さいました。当初、御両親はその姉妹が教会に行くことすら反対しておられました。彼女は両親にこの大会に是非出席してもらいたいと思い、断食しお祈りいたしました。そして長い手紙を一緒に住んでいる自分の両親に宛てて書きました。その手紙が着く頃、再び彼女は断食しお祈りをしました。そしてある夜、仕事から帰ったお父さんがこう言われたのです。「お父さんとお母さんは、一緒に大会に行くことにしたよ。」ある高等評議員は、隣人を自分の夕食に招きました。そしてその方は今日ここに出席しておられます。彼は専任宣教師として伝道していたときは優秀な宣教師でした。でも彼にとって隣人に福音を分ち与えるということはなかなか大変なことでした。しかしこの地域総大会を機会に、彼と彼の奥さんの心の中には、隣人に福音を宣べ伝えるという偉大な奇跡が起こりつつあります。 

ある帰還宣教師の話をしたいと思います。彼は15年前にある年老いた姉妹にバプテスマを施しましたが、その方は長い間教会に出席しておられませんでした。住所も見つからず訪問できないでいたのですが、奇跡的に探し出すことができました。今日その姉妹と娘さん御夫婦がこの大会に出席しておられます。ある高等評議員は4ヵ月間、家庭の夕べを除いて毎晩、兄弟姉妹たちにこのよきおとずれを伝えました。16年前にバプテスマを受けられましたある姉妹ですが、それ以来全く教会に出席されず、住所不明でした。この姉妹も奇跡的に住所が見つかりました。本日この大会には来ておられませんが、彼女のもとには美しい家庭の夕べの本が届けられ、彼女も教会に来たいと言っておられます。御年配のある姉妹は、25年間他の教会の非常に熱心な会員でした。彼女はその教会で働けば働くほど、キリストに対する信仰と安らぎを得ることができませんでした。そしてこの教会に改宗し、今、御自分の生徒や親戚や家族、そして今特に妹さんと娘さん御夫婦にこの教えを宣べ伝えておられます。ほとんどの若い兄弟姉妹は、宣教師とカップルになり、この23ヵ月一生懸命伝道しています。私は宣教師とこれらの若い兄弟姉妹に心から敬意と感謝を表したいと思います。ある監督会は宣教師を非常によく助けました。沢山の家族が求道者として訪れましたが、この3ヵ月間、ワード部の兄弟姉妹、家族が一丸となって一生懸命にこの新しい家族を助けました。その結果、大勢の兄弟姉妹、家族が教会員となられました。この歴史的な大会により信仰は高まり、永遠の誓約は確立せられ、偉大な奇跡が会員の心の中に起こっているということは、何と素晴らしいことでしょうか。 

リー大管長は以前、次のようなことを言われました。「今日私が目にする最大の奇跡は、病める人の癒しではない。そうではなく、心に悩みを持ち、落胆し、とりみだし、坐折し、そしてその坐折する一歩手前にある人々への助けである。それらの人々も主の前に大いなる人々である。だれひとりとして忘れてはならない。」 

私の会社の30歳を過ぎたある店長の話をしたいと思います。彼の姓は何度か変わりました。生まれて間もなく父親を亡くし、母親も家を出てしまい、彼は孤児となりました。孤児院やいろいろな家庭を転々とし、学校もろくに卒業しませんでした。彼は何度か死のうと思いました。今まで4度自殺を図りました。良い仕事を見つけることができず、彼は孤児院から学校へ通いました。そしてつい最近、ハワイにいる自分の母親を見つけ出すことができました。昨年彼は私の会社に面接にまいりました。彼は私の会社の支店長に昇格いたしました。ところがこの3ヵ月位の間、彼は体の調子がすぐれず、何度か休みがちでした。私はこの方を訪問いたしまして、どのような事情があるか尋ねました。そして彼の脳に悪性の腫瘍があること、今までの自殺の後遺症として心臓が弱っていることを初めて聞きました。私はその後で断食しお祈りしました。そして彼にもう一度、この教会と神権の祝福について話す機会を得ました。私がモルモン教会の会員であること、教会に行っていることを説明しますと、彼は待っていたかのように、教会に連れて行って下さいと言ったのです。私はこのことから偉大な教訓を学びました。彼はこう言いました。「菊地さん、私はあなたの教会に入りたいと思います。私は明日、ハンコを持っていけばよろしいのでしょうか。」「いいえ、教会に入るためには、罪の許しを受けるバプテスマを受けなければなりません。」「私にぜひそのバプテスマを受けさせて下さい。私はバプテスマを受けて清くなりたいんです。」兄弟姉妹、彼は先週の土曜日バプテスマを受けました。私は彼の証を聞いて涙が出ました。私は何と美しい霊と交わったのだろうと思いました。 

兄弟姉妹の皆さん、本当にすべての人は皆さんの美しい模範と、そして真実の模範を必要としています。家庭で、学校で、教会で。「畑は早白くして刈り入れを待つが故なり。」「汝ら完き清き道を踏み行うべし。」「我御父の国において、我のもとに導き来る唯ひとりの人につきて汝らの喜び大いならば、汝らもし多くの人々を我に導き来たらば汝らの喜びはたして如何がかりぞや。」私は神様が生きたもうことを証いたします。イエスが私たちの救い主であり、この教会はイエス様御自身の教会であると心から申し上げたいと思います。モルモン経が神の言葉であり、私たちの前にお座りのキンボール大管長が神様の真の予言者であるということを、皆さんに証いたします。私はキンボール大管長について皆さんに証したいと思います。 

キンボール大管長は2年前の東京ステーキ部の大会に十二使徒の会長として来日されました。ステーキ部長会を開こうとしていたときです。私たちは幹部の方にはステーキ部長の席に座るようお勧めします。しかしキンボール大管長は、「いいえ、田中部長、私はあなた方の僕です。あなた方の僕ですから今日ここに来ました。この席に座るのはあなたです。私ではありません」と言われました。そして折りたたみの椅子にお座りになられたのです。隅のかしら石であるイエス様の代理人として教会を預かっている方はそのような方です。私はこの方がまさしく神の予言者であることを皆さんに証いたします。この証をイエス・キリストのみ名を通して申し上げます。アーメン。