モルモン

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Editor's Note: Given at the 1975 Area Conference in Japan, to my knowledge, this talk by President Noboru Kamio of the Osaka Stake is only available in Japanese.

「教会福祉プログラム」日本大阪ステーキ部部長神尾昇、聖徒の道197508月号-422

先頃、アメリカ合衆国ユタ州を訪問しましたときに、私は強く感銘いたしました。と申しますのは、当地での福祉プログラムが誠に神様からの啓示に基づいた素晴らしいものであることを知ったからです。 

ソルトレーク・シティーでは、小麦、ミルク、パン、缶詰食品、それに石けんや靴など、あらゆる生活必需物資を生産する福祉生産工場が各所にあります。そこで作られた各種製品はすべて、生活に困っている教会員に責任者を通して無償で提供されています。また驚いたことは、教会員以外の人たちにもそれが行なわれていることでした。 

末日聖徒イエス・キリスト教会が,神様の啓示により物心両面で人々に救いをもたらす福音を実践していることを自分自身の目で確かめることができて、感謝しております。 

私がそれらの福祉工場を視察していて、最も感激したことがあります。それはその工場で働いている多くの人々の姿を目にしたことです。ある工場では90歳にもなる高齢の姉妹が、旧式のはた織り機でドアマットを織っておられましたが、その光景は本当に素晴らしいものでした。その姉妹の姿が実に生き生きとしているのです。高齢で身寄りのない老人とはとても思えませんでした。その姉妹の姿は生きる喜びに満ちあふれており、気高ささえ感じさせられました。この老姉妹は自分の責任を良く理解しており、自分の仕事について大きな誇りを持っているようでした。 

私たちの教会が唱えている福祉とは、貧しい人たちに単に物を与えるだけのものではありません。その基本を自立精神の育成においています。貧しい人たちに単に与えるだけでは、その場はそれで満たされますが、いつまでたってもその人に自立の精神は養われません。自分が必要とされているということを本人に理解させてあげることが、その人をどれほど勇気づけ、生きる喜びを与えることになるか、私はよく理解することができました。 

「わが子羊を養え…  」とは、真に主のみ言葉ですが、必要とされるならば、必要なものを必要なだけいつでも提供できるのが、この教会の福祉計画です。私はこの素晴らしいプログラムが、ソルトレーク・シティーで完全に実施されていることを見て参りました。そしてこれらのプログラムは、すべて兄弟愛と相互の犠牲の精神を根本にしています。またそれと共に自立精神をも基本にしているのです。 

かねてより予言者は私たちに、「1年分の食糧や生活必需物資を貯蔵するように」と勧告しています。どうかこの予言者の言葉に従順に、忠実に従って下さい。モルモンとは、明るく朗らかな民であり、正直な誠実な民であり、従順で忠実な民であります。主の戒めに完全に従っている民であります。予言者、教会の指導者、国の権威に従順な民であります。 

今、この日本の地でも、教会の福祉プログラムが始められようとしています。しかし、これを成功へ導くのは、皆さん一人一人の自立精神であり、相互の犠牲の精神であります。私はこの日本でもソルトレーク・シティーのような素晴らしい福祉プログラムが必ず実現されるものと確信しています。家庭の夕べによって各家庭の中に愛を育て、福祉プログラムにより物心両面でも福祉がもたらされるというのが、神様の考えであり、この教会の教えであります。 

家庭の中にあっては、家長である父親を中心にして、正しい神権管理のもとに信仰が築かれ、福音が実行されるときに、大きな導きと祝福があることを証いたします。明るい家庭こそ限りない明日の日本の基礎になると確信しています。 

末日聖徒イエス・キリスト教会の教えは、真の平和、家族の団結をすすめ、勇気をもって今日正しく生きる方法を教えてくれます。スペンサー・W・キンボール大管長が、生ける予言者であることを心から証いたします。イエス・キリストのみ名によって申し上げます。アーメン。