モルモン

とは?

What of the

Mormons?

 

 

喜びを分かち合う

改宗談-ベートマン長老より

 

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「見えます」

聖徒の道1994年7月号の「天幕の綱を長くする」からの抜粋、

管理監督メリル・J・ベイトマン 

短い話を述べて,私の(あかし)を終えたいと思います。数カ月前,ベイトマン姉妹と私は日本福岡伝道部を訪問しました。熊本の宣教師たちが,教会に入って間もない日本人の兄弟を紹介し,彼の改宗のいきさつを話してくれました。 

彼はキリスト教とは縁のない生活環境の中で育った人でしたが,宣教師に会って,そのメッセージに興味を持ちました。自分を教えてくれる若い宣教師たちが好きでしたが,レッスンを受けても救い主の必要性を理解したり,感じたりすることができませんでした。 

宣教師たちはレッスンを続け,天父,キリスト,救いの計画について教えました。しかし彼は証が得られませんでした。宣教師は何をしたらよいか考え,ある日,彼にひとつの映画を見せることに決めました。それは贖いをテーマにした「橋」という映画で,教会が制作したものでした。彼はその映画を見て,動揺しました。家に帰りましたが,その夜はまったく眠れませんでした。しかし,それでも証は得られませんでした。 

次の日の朝,彼は出勤しました。眼鏡店で眼鏡を作る仕事をしていました。その日,おばあさんが店にやって来ました。何週間か前に一度来た人で,眼鏡を壊したために,新しいのを必要としていました。前に来た時はお金が足りなかったので,もう少し貯金してから買いに来るということで帰りました。 

おばあさんは壊れた眼鏡をまた見せ,持っているお金を出しました。でもまだ足りませんでした。その時,彼はこう思いました。「ぼくにはいくらか持ち合わせがある。お金が足りないことは,言わなくてもいい。足りない分は出してあげよう。」彼は,お金がじゅうぶんであることを伝えて,眼鏡を預かりました。そして,新しい眼鏡が出来

上がる日に取りに来るように言って,彼女を見送りました。 

何日かたっておばあさんがやって来ました。眼鏡は出来上がっていました。彼女は受け取った眼鏡を掛けると,「見えます。見えます」と声を上げました。 

その時,彼の胸に熱い思いがわいてきて,満ちあふれました。「わかった。わかった。」彼は声を上げ,宣教師を捜しに,外に駆け出しました。宣教師を見つけると,こう言いました。「わかりました。理解の目が開けました。イエス・キリストは神の御子です。墓の石が転がされ,あのすばらしいイースターの日の朝に,主は死からよみがえられたのです。主は私の人生の中に足りないものがあるとき,その足りない分を埋めてくださるのです。」