モルモン

とは?

What of the

Mormons?

 

 

 

真理を擁護する

Defending the Truth

 

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難しい質問と信仰の維持
マイケル・R・アッシュ  

第2

悪口を言いふらす者が言った言葉や書いたもののせいで、自分の証を失う危険にさらされているのは誰だろうか?

にせキリストたちや、にせ預言者たちが起って、大いなるしるしと奇跡とを行い、できれば、選民をも惑わそうとするであろう。10

私たちは一般に、この聖句が私たちに当てはまるとは思っていない。誰が「偽キリスト」や「偽預言者」を受け入れるだろうか?そして、教会から末日聖徒を誘い出すために、そのような偽預言者が一体どんな「大いなるしるしと奇跡」を示すことができるというのだろうか?

「偽キリスト」とは何だろうか?「偽キリスト」とは、本当のキリストに成り代わっている人または物である。つまり、金や権力、高慢、哲学あるいはその他多くのものが、偽キリストになり得るのである。従って、偽預言者とは、私たちをキリスト以外の何かにそそのかす者、あるいは真のキリストを拒む人々である、と言えるだろう。そのような預言者は、一体どのような「しるしと奇跡」を、用意しているのだろうか? おそらく、科学的または経験的なデータを聞こえの良い議論に都合の良いように使って、キリストは本物ではない、あるいは、回復された福音は誤りだということを示唆しようとすることであろう。私たちは、個人でのあるいは団体での背教が、過去に起こったということを知っている。それには次のようなものがある。前世において、3分の1の霊が失われた。ジョセフ・スミスの最も親しい友人の何人かが背教した。「だまし惑わす策略により、人々の悪巧みによって起る様々な教の風に吹きまわされたり、もてあそばれたりする」11ことにより、教会員が今日でも失われている。

批評家に反論すべきだろうか?

答えは、「いいえ」と、条件付きの「はい」であるべきであろう。主はこのように言われた。「それゆえ、あなたがたの敵を言い伏せなさい。公にも、ひそかにも、あなたがたと会うように彼らに呼びかけなさい。あなたがたが忠実であれば、彼らの恥が明らかにされるであろう。それゆえ彼らに、主に反対するしっかりした論拠を示させなさい。」12少数の見識ある末日聖徒が、直接批評家と意味のある論争をすることは可能であるとはいえ、一般的には、中傷者との論争に勝つことによって得られるものはあまりないであろう。しかし、批判的な主張によって動揺している教会員や求道者など、純粋に真理を探求している者の疑問に答えることによって、福音の力強さを示し、それによって彼らの証を救うこともできるのである。

ハロルド・B・リーはかつてこのように言った。

メルキゼデク神権の全ての保持者に適用される「長老」という言葉は、信仰の擁護者を意味する。それは、私たちの主要な責任と召しである。すべてのメルキゼデク神権保持者は、信仰の擁護者であるべきである。13

同様に、ジョセフ・フィールディング・スミスはかつてこのように言った。「全ての教会員は、モルモン書が真実であることを知るべきである。そして、私たちはそれを非難する全ての批評家に対して答えられるようにすべきである。」14長年、教会は反モルモンの訴えに対して反論を公表するか、特定の教会員に中傷者への対処をするよう促してきた。例えば、教会がオハイオにあった時期、メッセンジャー・アンド・アドボケイト誌は、当時におけるチャーチ・ニューズのような役割を果たし、しばしば反モルモンの攻撃に対する反論を出版した。15ジョージ・Q・キャノン(四人の預言者の副管長をした)は、モルモンに敵対する論説に反論するため、頻繁に全国の新聞社へ手紙を送った。16ジョージ・A・スミス(ブリガム・ヤングの第一副管長だった)は、若い時から「自分はモルモン書の擁護者であり、これまでそれを中傷されたり、非好意的に話されたりすることを許さなかった。」と言った。17他の時には、教会の指導者たちは、見識のある末日聖徒が、教会への攻撃を論破するよう奨励した。18教会の公式ウェブサイトも最近、DNA研究がモルモン書の誤りを明らかにしているという、何人かの中傷者による主張を取り上げ、それに対する反論記事を掲載している。19