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モルモン

とは?

What of the

Mormons?

 

真理を愛しているの皆様へ

 

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「福音――全世界の人々への教え」

十二使徒定員会会長ハワード・W・ハンター聖徒の道1992年1月号、20 

私たちの信仰の真実性と力は,時代,国籍,文化などによって左右されるものではありません。特定の人々あるいは特定の時代に限定される,特殊な所有物ではないのです。 

私たちが教えている福音と儀式,すなわちイエス・キリストの福音は全世界の人々に向けられた教えであり,すべてを含むメッセージです。それは限られたものではありません。また一部の人に向けられたものでも,歴史の流れや時代の流行におもねたものでもありません。場所と時代を問わず,真実のものです。そのメッセージは全世界に向けられたものであり,地上のあらゆる国民,血族,国語の民の基本的な必要を満たすために,この末の日に回復されたものです。福音は昔あったと同じ姿のままに,人々の間に愛を確立し,真理を伝え,救いをもたらすために再び与えられたものです。かってプリガム・ヤングは,宗教が持つそのような広範で人を鼓舞する教えについて次のように話したことがあります。「私にとって,救いの計画は地上のあらゆる知識を含むものでなければなりません。そうでなければ神からのものと言うことはできません。救いの計画は宗教,道徳,哲学,政治などの分野を問わず,地上にある真実の教えの体系をすべて含むものです。また,アダムの時代から現代に至るまでの間に作られたあらゆる良き法を含むものです。また救いの計画は国々の法律も包含します。なぜなら,救いの計画は知識と純粋性においてすべての法律に勝るものだからです。救いの計画は特定の時代における宗教上の教えをも包含し,あらゆる真理を受け入れ,それらをひとつの体系に取り入れ,価値のないものは,散りゆくままにしておきます。」(「説教集」7:148) 

私たちはイエス・キリストの教会の会員としてすべての真理を受け入れたいと願っています。また愛と理解の輪を全世界の人々の中に広げたいとも願っています。私たちはこのように,平和と幸福をキリスト教の世界だけでなく全人類の間に確立したいと努力しています。 

福音のメッセージの中では,全人類は唯一の神から出たひとつの家族であると教えられています。人はみな,血統において地上の始祖アダムとイヴにつながるだけでなく,霊的にも永遠の父なる神にさかのぼる系統に属しているのです。つまり,地上の人は皆,文字どおり神の家族に属する兄弟姉妹なのです。

神が全人類の父なるお方であることを理解し,受け入れるなら.すべての人が神の愛とお互いの関係を最もよく認識できることでしょう。これは,民族,言語,経済,政治,教育レベル.文化的背景などから発するあらゆる重苦しい因習と真っ向から対峙(たいじ)する命と愛のメッセージです。なぜなら,私たちは霊的に皆同じ家系に属しているからです。私たちはひとつの神聖な家系で結ばれています。一人一人がその霊において神の子供なのです。 

この福音を基とする観点の中には,偏狭な物の考え方が入り込む余地はありません。予言者ジョセフ・スミスはこう書いています。 

「愛は神の重要な属性のひとつであり,神の子たらんと欲する人々はこの愛を示さなければならない。神の愛に満たされた人は,自分の家族に祝福を及ぼすことだけに満足せず全人類に祝福を与えたいと望み,全世界に出て行く。」(「教会歴史」4:227) 

1907年に大管長会は総大会の席上ひとつの声明を出しました。その中に次のように述べている箇所があります。 

「私たちの動機は決して利己的なものではない。また私たちの目指すところはこの世的な関心にとらわれたっまらないものではない。私たちは過去,現在に存在し,これから生まれてくるすべての人を永遠の存在として考えている。なぜなら,彼らの救いのために働くことが私たちの使命だからである。また永遠の広がりと神の愛のごとき深さを持っこのみ業のために私たちは今も,そしてとこしえに献身するのである。」(「大会報告」19074,付録,p.16) 

福音の観点に立てば,異邦人はひとりもいません。拒まれる人はだれもいないのです。独善,高慢,うぬぼれなどに,もっともらしい言い訳をつけることはできません。予言者ジョセフ・スミスはある記事の中で敵対的な宗派の狭量さと不寛容を公然と批判し,次のように書いています。 

「ある人々は(あわ)れみの情を忘れて,ほかの人々を裁き,罪に定めているが,全人類の偉大な御父は,すべての人を慈父のごとき愛と心遣いをもって,見ておられる。また御父は彼らをご自分の子供としてご覧になり,人の子らを左右するいかなる狭量な考えにもよらず,悪い者の上にも良い者の上にも,太陽を昇らせ,正しい者にも正しくない者にも,雨を降らせてくださる。(マタイ5:45参照)御父は裁きを行なう権能を持つ,賢明な立法者であり,すべての人を,人間の狭量な考えではなく,肉体をもってした行ないが善か悪か,あるいはイギリス,アメリカ,スペイン,トルコ,インドのどこで行なわれたかによって裁かれるのである。」(「教会歴史」4:595) 

人々からモルモニズムとも呼ばれるこの宗教は世界の宗教です。それは会員が世界中にいるからというだけの理由によるものではありません。すべての真理を受け入れることを基本とした包括的なメッセージを持っているからです。またそれはすべての人の必要を満たすために回復されたものです。 

私たちは,神のみもとから発して広大な宇宙を満たす霊的な力が存在することを信じています。(教義と聖約88:22)すべての人は神からの光という受け継ぎを共有しています。神は世界中の人々の間でその働きをしておられます。そして熱心に神を求める人は,人種,国籍,文化的背景などの違いに関係なく,さらに光と知識を与えられるのです。

オルソン・F・ホイットニー長老はある大会の説教の中で偉大な宗教指導者の多くが霊感を受けていたことを説明し,こう話しています。 

「神は誓約の民だけでなく,ほかの民も用いてみ業を遂行される。そのみ業は壮大で,また,わずかな数の聖徒だけで成し遂げるにはあまりに困難である。…… 

いつの時代にも,族長,予言者,使徒など神権の権能を持つ人は,主のみ名によって働き,主に求められたことを果たした。そして彼らの活動範囲外の所では,神権は受けていなくても,思慮深く,すばらしい知恵を持ち,同胞のために働きたいという望みを持つ善良で偉大な人々が全能者によって多くの国民の中に遣わされた。それは,完全な福音だけでなく,彼らが受け入れ,賢明に用いることのできる真理を部分的に与えるためである。」(「大会報告」1921,pp.32-33) 

回復された福音は地上のすべての人に向けられた,神聖な愛のメッセージであり,人は皆同じ神の子供であるという教えを基調にしています。1978215日付の大管長会の声明の中に,こめ重要なメッセージがよく言い表わされています。 

「末日聖徒イエス・キリスト教会は,古代と現代の啓示をもとに,人間は,共通の先祖を有する血統によるだけでなく,文字どおりに永遠の御父の子供であるという意味においても,皆兄弟姉妹であるというキリストの教えを喜びをもって説き,宣言するものである。」(J・スペンサー・パーマー「発展する教会」p.V) 

末日聖徒は信仰を同じくしない人に対しても,好意的に,また広い心をもって接します。私たちは,彼らも文字どおりの兄弟姉妹,すなわち同じ天父聖徒の道/19921月号21の息子,娘であると信じているのです。私たちは神にまでさかのぼる共通の家系に属しているのです。しかし,私たちはそれだけでなく,真実のものと美しいものとを追い求めます。それがどこにあるかは問いません。私たちは,また神がご自身のすべての子供に,それぞれの置かれた状況に応じて,徳と光を恵まれることも知っています。 

私たちは兄弟愛を築き,啓示された真理を説くための謙虚な努力をしていく中で,ジョージ・アルバート・スミス大管長が愛の心をもって提案した次の事柄を人々に伝えたいと思います。 

「私たちが来たのは,皆さんがすでに持っておられる真理と徳を取り上げるためではありません。また皆さんのあら捜しをしたり,批判をしたりするために来ためでもありません。皆さんがまだしていないことを採りあげて非難するためにここに来たのではありません。皆さんの兄弟として……『すでに持っておられるすべての()きものを大切にしてください。私たちはさらに善いものを皆さんにお伝えしたいと望んでいます。それは皆さんがさらに幸せになり,天父のみもとへ行く備えができるようにするためです』と言うためです。」(プレストン・ニプレー編「人々に福音を分かち合う」p.12) 

結局,私たちの信仰の真実性と力は,時代,国籍,文化などによって左右されるものではありません。特定の人々あるいは特定の時代に限定される,特殊な所有物ではないのです。かつてジョセフ・スミスが語ったように,「それは世のもろもろの王国よりもさらに偉大なもの」です。(「教会歴史」5:526) 

私たちが信じているのは,人に救いをもたらす永遠の真理を基とした不変の宗教です。愛と人間同士のきずなを説くそのメッセージは,聖典と,生ける予言者に与えられる主の啓示の中に含まれています。それはすべての真理を受け入れ,神がこれまで人に啓示し,また今後啓示されるあらゆる知恵を包含するものです。その永遠の啓示を,イエス・キリストのみ名によって証しします。アーメン。

Howard W. Hunter, “The Gospel—A Global Faith,” Ensign, Nov 1991, 18

The gospel of Jesus Christ, which gospel we teach and the ordinances of which we perform, is a global faith with an all-embracing message. It is neither confined nor partial nor subject to history or fashion. Its essence is universally and eternally true. Its message is for all the world, restored in these latter days to meet the fundamental needs of every nation, kindred, tongue, and people on the earth. It has been established again as it was in the beginning—to build brotherhood, to preserve truth, and to save souls.

Brigham Young once said about such a broad and stimulating concept of religion: “For me, the plan of salvation must … circumscribe [all] the knowledge that is upon the face of the earth, or it is not from God. Such a plan incorporates every system of true doctrine on the earth, whether it be ecclesiastical, moral, philosophical, or civil: it incorporates all good laws that have been made from the days of Adam until now; it swallows up the laws of nations, for it exceeds them all in knowledge and purity; it circumscribes the doctrines of the day, and takes from the right and the left, and brings all truth together in one system, and leaves the chaff to be scattered hither and thither.” (Journal of Discourses, 7:148.)

As members of the Church of Jesus Christ, we seek to bring all truth together. We seek to enlarge the circle of love and understanding among all the people of the earth. Thus we strive to establish peace and happiness, not only within Christianity but among all mankind.

In the message of the gospel, the entire human race is one family descended from a single God. All men and women have not only a physical lineage leading back to Adam and Eve, their first earthly parents, but also a spiritual heritage leading back to God the Eternal Father. Thus, all persons on earth are literally brothers and sisters in the family of God.

It is in understanding and accepting this universal fatherhood of God that all human beings can best appreciate God’s concern for them and their relationship to each other. This is a message of life and love that strikes squarely against all stifling traditions based on race, language, economic or political standing, educational rank, or cultural background, for we are all of the same spiritual descent. We have a divine pedigree; every person is a spiritual child of God.

In this gospel view there is no room for a contracted, narrow, or prejudicial view. The Prophet Joseph Smith said: “Love is one of the chief characteristics of Deity, and ought to be manifested by those who aspire to be the sons of God. A man filled with the love of God is not content with blessing his family alone, but ranges through the whole world, anxious to bless the whole human race.” (History of the Church, 4:227.)

In 1907 the First Presidency presented to the general conference a declaration which includes this statement: “Our motives are not selfish; our purposes not petty and earth-bound; we contemplate the human race, past, present and yet to come, as immortal beings, for whose salvation it is our mission to labor; and to this work, broad as eternity and deep as the love of God, we devote ourselves, now, and forever.” (In Conference Report, Apr. 1907, appendix, p. 16.)

In the gospel view, no man is alien. No one is to be denied. There is no underlying excuse for smugness, arrogance, or pride. Openly scorning the pettiness and intolerance of rival religious groups, the Prophet Joseph Smith said in an editorial:

“While one portion of the human race is judging and condemning the other without mercy, the Great Parent of the universe looks upon the whole of the human family with a fatherly care and paternal regard; He views them as His offspring, and without any of those contracted feelings that influence the children of men, causes ‘His sun to rise on the evil and on the good, and sendeth rain on the just and on the unjust.’ He holds the reins of judgment in His hands; He is a wise Lawgiver, and will judge all men, not according to the narrow, contracted notions of men, but, ‘according to the deeds done in the body whether they be good or evil,’ or whether these deeds were done in England, America, Spain, Turkey, or India.” (History of the Church, 4:595–96.)

Mormonism, so-called, is a world religion, not simply because its members are now found throughout the world, but chiefly because it has a comprehensive and inclusive message based upon the acceptance of all truth, restored to meet the needs of all mankind.

We believe there is a spiritual influence that emanates from the presence of God to fill the immensity of space. (See D&C 88:12.) All men share an inheritance of divine light. God operates among his children in all nations, and those who seek God are entitled to further light and knowledge, regardless of their race, nationality, or cultural traditions.

Elder Orson F. Whitney, in a conference address, explained that many great religious leaders were inspired. He said: “[God] is using not only his covenant people, but other peoples as well, to consummate a work, stupendous, magnificent, and altogether too arduous for this little handful of Saints to accomplish by and of themselves. …

“All down the ages men bearing the authority of the Holy Priesthood—patriarchs, prophets, apostles and others, have officiated in the name of the Lord, doing the things that he required of them; and outside the pale of their activities other good and great men, not bearing the Priesthood, but possessing profundity of thought, great wisdom, and a desire to uplift their fellows, have been sent by the Almighty into many nations, to give them, not the fulness of the Gospel, but that portion of truth that they were able to receive and wisely use.” (In Conference Report, Apr. 1921, pp. 32–33.)

The restored gospel is a message of divine love for all people everywhere, based upon the conviction that all humans are children of the same God. This primary religious message was beautifully expressed in a statement of the First Presidency on February 15, 1978, as follows:

“Based upon ancient and modern revelation, The Church of Jesus Christ of Latter-day Saints gladly teaches and declares the Christian doctrine that all men and women are brothers and sisters, not only by blood relationship from common mortal progenitors but also as literal spirit children of an Eternal Father.” (In J. Spencer Palmer, “Introduction,” The Expanding Church, Salt Lake City: Deseret Book Co., 1978, p. v.)

Latter-day Saints have a positive and inclusive approach toward others who are not of our faith. We believe they are literally our brothers and sisters, that we are sons and daughters of the same Heavenly Father. We have a common genealogy leading back to God. But more than that, we also seek the true and the beautiful wherever it may be found. And we know that God has blessed all his children with goodness and light, in accordance with the conditions in which they find themselves.

In our humble efforts to build brotherhood and to teach revealed truth, we say to the people of the world what President George Albert Smith so lovingly suggested:

“We have come not to take away from you the truth and virtue you possess. We have come not to find fault with you nor to criticize you. We have not come here to berate you because of things you have not done; but we have come here as your brethren … and to say to you: ‘Keep all the good that you have, and let us bring to you more good, in order that you may be happier and in order that you may be prepared to enter into the presence of our Heavenly Father.’ ” (Sharing the Gospel with Others, comp. Preston Nibley, Salt Lake City: Deseret News Press, 1948, pp. 12–13.)

In summary, then, the validity, the power, of our faith is not bound by history, nationality, or culture. It is not the peculiar property of any one people or any one age. As Joseph Smith once said, it is “above the kingdoms of the world.” (History of the Church, 5:526.)

Ours is a perennial religion based on eternal, saving truth. Its message of love and brotherhood is lodged in scripture and in the revelations of the Lord to his living prophet. It embraces all truth. It circumscribes all wisdom—all that God has revealed to man, and all that he will yet reveal. Of that eternal revelation, I bear testimony in the name of Jesus Christ, amen.